一度はパワースポットと言われる場所に足を運んだことのある方も多いのではないでしょうか。龍神様のパワースポットと呼ばれる場所は、多くありますが、好み、相性は人それぞれだと思います。エネルギーが豊富な場所ですが、誰もがその恩恵に預かれるわけではありません。龍神様、神様に敬意をもってお邪魔させていただきましょう。
陰陽道、風水の地脈・龍脈
土地には、それぞれの場所に特色があります。そして気候は、その特色に大きな色合いを持つことになります。
土地自体のエネルギーは、長い年月を経て変化をします。人の一生で言えば、大きな変化を感じられる機会はほとんどありません。
風水や陰陽道で言う龍脈・地脈は、土地のエネルギーのことを指しますが、人間で例えれば、氣と血にたとえられるでしょう。
陰陽道では、陰と陽の考え方が重要ですから、龍脈地脈も陰と陽に分けられるようです。龍脈が陽で地脈が陰です。
氣と血は、中医学での考え方ですが、氣が陽で血が陰となります。
陰と陽は、互いに影響を与え合い、症状、状態としての現われが起きます。
陰陽道も中医学もその内容は、膨大な知識としての蓄えがあるようなので、わたしが解説できるものではありませんので、さわりだけご紹介しました。
パワースポットに行く
わたしは、パワースポット呼ばれるところに魅かれてその場所に行くことはほとんどありません。行くことが必要と感じたときに、行かせていただくだけで、意図的にパワースポット巡りをすることはありません。行った先で、その場所がパワースポットとして紹介されていると知ることになります。
わたしが訪れたパワースポット言われる場所は、紹介されるだけあって素晴らしいと思える場所、そうではない場所があります。
これは、わたしの相性もあるのだと思いますが、長い年月を経て変化した場所もあるようです。
すべては、エネルギーとの解釈ができるので、エネルギーと同期しやすい人もいれば、そうでない人もいます。
そして、その時のその人の状態によっても相性はあります。
パワースポット言われる場所も、その場所全てが良いというわけでなく、人にいい影響を与えない箇所も所々にあります。
パワースポットに行くときの注意点
良い意味でも悪い意味でも人の想念のたまった場所があることがあります。
その場所に踏み込むことは、エネルギー的な影響を多く受けてしまう可能性のある場所です。
良きエネルギーを感じてみたいと思って訪れても、逆に疲れ果てて帰ってくることにもつながります。
大抵の場合、神社であれば、その神社の方がお参りする方に影響が出ないようにしっかりとケアされていると思いますが、興味本位で立ち入ることは気を付けたいことです。
強すぎるエネルギーは、ときに体調を崩してしまいます。急激なエネルギー変化に体の氣が順応できない状態になることがあります。
パワースポット呼ばれるところに出かけるときは、
敬意をもって踏み入らせていただくことを忘れずに、興味本位で踏み入らないようにすることが大切です。
神聖な場所と言われるパワースポットは、人があまり立ち入らない場所に存在することが良くあります。
山奥であれば、しっかりと歩ける靴、服装は大切です。
現実的な装備は、整えていくべきことです。
山には、良くない、人に害を及ぼすような氣がたまった場所もあります。
かつて修行をした方の念が残っていたりします。私自身、そのような場所に踏み入れた後、数日の間、寝込んでしまった苦い経験があります。
手順を守る
ある場所に案内されたときのことですが、山の上の奥の宮への参拝を目指し車で移動中の事、地元の方の運転にもかかわらず、何度も何度も道を間違え、なかなか奥の宮へたどりつけません。細い行き止まりの道だったり、車に傷が付いたり。。。わたしには思うところがあり、「下から順番に行ってください」と。何度も間違えてたどり着けなかったのに、今度は、すんなりとたどり着けました。
神域にはエネルギーの段階があり、奥の宮に向かって下から順にエネルギーが純度を増します。
参拝するには、手順を守ることが大切であり、その変化を味合う必要、敬意を払う必要があります。
神社でのお参りの手順が定められているのは、その場所への敬意であり、むやみに踏み込んでいいものではありません。手順を無視するのは、土足で人の家に上がり込むのと同じような意味合いがあります。
神社での参拝手順
- 神社では、山道の真ん中、「正中」を歩かない、
- 手水舎で手順通りに清める、
- 定められた参拝方法を行う、事が大切です。
手順が定められるには、それなりの意味があります。
決められた手順を行うことで心と身体が整います。
- 神聖な場所で願い事をしないということも大切です。
生きている人の願いは、想念となって残ります。想念は積もり積もって巨大なエネルギーにもなります。
縁切りで有名な京都の安井金比羅宮は、純粋に縁を切りたいと願う人の想念が強力なエネルギーとなったように思えます。
そもそも願いをするということは、自分の願望を伝えるだけで、伝えられる側は迷惑なだけです。叶えてあげようと思う方もいらっしゃると思いますが、要望に応えることが、必ずしも本人のためになるとは言えません。
自分の努力がまず先にあるべきです。
他力本願では、人の成長にはつながりません。
努力せずして答えがあれば、人の成長は止まり、逆行さえしてしまいます。
愛とは、厳しいものでもあるのです。
神様には、自分の意志をご報告する。
日々の感謝を伝えることが大切です。
人が何を思っても、神様は人を見守っています。
ですから、少しでも神の存在を感じ取ることがあれば、感謝の意志はお伝えしてください。
パワースポットという場所は、エネルギーが豊かな場所でそこに神社などが建てられていることのほか、便宜で建てられた神社というものもあります。
調べられるのであれば、前もっての歴史的背景は頭に入れておくことも大切です。
そして、行きたいけど、行けない要因が出てきた場合には、その流れに従うことも大切です。
エネルギーの波に無理に乗ろうとすることで体調を崩すことがあります。
神事は、流れにお任せにすることがとても大切です。
「何となく」の感覚には、素直に反応したほうが良いのです。
龍神パワースポット
龍神のパワースポットと言われる場所があります。
京都の貴船神社はとても有名です。
貴船神社奥宮に行かれたことのある方は、多くいらっしゃることと思います。龍穴があると言われている場所です。
龍穴とは、大地の氣が噴き出る場所で、風水や陰陽道では家や商売が反映する場所と言われている土地のことです。
龍脈のエネルギーの流れが向かう先を龍穴と言います。
龍穴の場所には、有名な神社仏閣、建物が建てられており、自然災害が起きても無事であるようなのです。
龍穴は、人体の氣の流れというエネルギーの重要ポイントであるツボと同じように地球のツボのようなもので大地の氣が集まる場所とされています。
日本全国にたくさんあります。
この意味合いからすると、龍穴というのは、龍神様というより、氣の豊富な場所と言えます。
龍神様が水に縁があるとされるのは、五穀豊穣にとても必要な水との関係性です。水がなければ、人は生きられませんし、植物も育ちません。ですから、水神様としての龍神様が神社にお祀りされていることが多いのだと思います。
神社仏閣を参拝させていただいたとき、パワースポットを訪れたときに、そのエネルギーが龍のカタチをして現れることはありますが、わたしが理解する龍神様としてのエネルギーの一面であって、普段感じる龍神様としてのエネルギーとは、少し違うのです。龍神様は、様々に姿を変えます。
わたしの感じるところでは、一般に言われている、龍と龍神は明らかに違います。
感じ方は人それぞれですね。
あの場所には、白龍様がいらして、こちらには、黒龍様がいる。
人それぞれに感じられる龍神様は、いずれも氣の豊富な場所であることは共通しています。
自分の感性を大切にして、龍神様と交流できるとよいのではないでしょうか。
龍神様のエネルギーと交流することができれば、人としてのエネルギーが恩恵に預かれます。必要であればそうなります。
龍神様と交流できるか、できないか。それは結果であって、それまでの行動が大切です。
自分の心に素直に生きているかどうかが大切です。
自分の心に、本質に素直に生きていれば、龍神様のエネルギーに同期できない人はいません。
わたしにとって龍神様は、いつでも意識を向ければそこにいらっしゃる。いつも見守っていただけていると感じています。陽と陰の氣を超えた存在です。
滋賀県で龍神様を感じられるパワースポットは?と聞かれれば、
「竹生島へ向かう船の途中での空とびわ湖、それに藤ヶ崎龍神社から望む空とびわ湖です。
人の少ない時期、時間に伺い、
全身で感じ取っていただくとよいのではないでしょうか。」とお答えしています。
コメントを投稿するにはログインしてください。