龍神様には、様々な色があると言われます。
赤、青、白、黒、黄、いろいろな色が思いつきます。
それぞれの龍神様の色は、エネルギーの色。
つまり色の持つエネルギーに関連して語られます。
色については、諸説いろいろありますので、どれが正しいというものではないような気がしていますが、諸説を比較してみると共通点はたくさん見て取れると思います。
龍神護符の龍神様は、墨で描きますので、見た目は黒の龍神様となります。
最近、雑誌の取材前のご依頼で、あらかじめ、金運の龍神様とコロナウイルスによる今の世界状況から病気平癒の龍神護符を描いてもらいたい、とご依頼を受けたときに、大きなサイズの龍神様を描く必要を感じ、顕現いただき、その流れで白龍神様が顕現いたしました。
黒龍神
龍神護符で顕わされる龍神様は、墨を使った黒い龍神様ですが、墨を使うことにとても大切な意味を感じています。
龍神様との繋ぎ手としては、墨であることでエネルギー的な定着を確実に行うことが可能であると感じます。
墨は、そのベースが炭素となります。炭は、炭素のみの構造なので、6角形の構造を成し、とても強固な構造となります。ベンゼン環は、炭素一つにつき水素が一つ、計六個あり、その電子は、自由に動き回ることができます。この構造は、金属の性質に近いものがあるので、電気の流れやすい状態、誘電性をもち、いろいろな波長の光を吸収するようになります。よって、炭素は、黒くなるのです。
わたしが龍神様の顕現に墨を好んで使うには、このことがとても重要となります。
黒は、物質としての色をすべて混ぜ合わせると、限りなく暗くなり、黒となります。つまり、黒は、物質世界のすべての色をもっていると言うことが可能です。この、全ての色、黒が、黒龍神様の色とその特徴として考えています。
黒龍神様がとても厳しく、または怖く考えられるのは、何にも似も染まらぬ強さからくるものとして考えるのが、通常だと思います。
ある側面からすると、厳しさや強さを持つ存在である黒龍神様は、別の角度から見れば、あらゆる色を併せ持つ、どんな人にも優しく寄り添ってくださる、限りない優しさを持つ存在としての一面もあります。
物質としての色をすべてそのうちに持つ黒龍神様は、人の世界という、現実の形ある物質世界での総体に通じるエネルギーを持つともいえ、その恩恵は人にとって大いに歓びを持って迎えられる存在と考えます。
ただ、お願いすればなんでも叶えてくれる、人にとっての都合の良い神様ではなく、本質的にその人にとって必要な時、物質世界でのバランスを考え、必要とされる現象を起こしていくには、大きなサポートをしてくださる存在と考えています。そこには、まず、その人のたゆまぬ努力が第一に必要となることは言うまでもありません。
龍神護符で顕現する龍神様は、黒龍神様というわけではありません。
黒のエネルギーに固定化することなく、様々にエネルギーを宿します。
人それぞれに必要なサポートをしてくださる、龍神様です。
白龍神
白龍神様については、一般的にはどんなイメージをお持ちでしょうか?
白は黒と違い、どんな色にも染まってしまいます。それゆえ、若さや純粋性、潔癖さ、高貴さとしてのイメージが強くあるかもしれません。
わたしが感じる白龍神様は、先に挙げたイメージは確かにあるのですが、龍神縁起で現される白龍神様については、白=透明の意味合いを強く感じます。
黒龍神様は、黒。白龍神様は、白=透明。この関係性は、物質と光の関係性を感じます。
黒は、物質としてのすべての色を合わせたとき、黒、となりますが、同じように白は、ヒカリのすべての色を合わせたとき、白=透明=七色=虹となります。
物質の三原色と光の三原色。物質では、黒となり、光では、白=透明となります。
このことは、龍神様という、壮大なエネルギー体としての役割を感じずにはいられません。
人には、身体があります。そして、心、魂があるとされています。
黒=身体。白=心。
その関係性は、密接につながりあっていますが、今の世の中では、身体という物質の側面からのアプローチを主とした文化となっています。
しかし、霊性が高まってくると、心、魂にその重心は移動していきます。
現に心の重要性、霊的進化を大切にする方は、年々多くなっています。
ただし、身体という物質的側面も持つ人である限り、どちらかだけでいいというわけではありません。
相互にバランスを取ることが重要です。
これらの事から、物質的な世界での役割に重きを置く黒龍神様と精神的な、霊的な世界での役割に重きを置く白龍神様、という関係性を見て取ることができます。
少し怪しい話になりますが、未成仏霊として彷徨い、成仏できない存在が成仏したいと願うとき、その時にお手伝いしていただくのは、白龍神様です。と、ある霊能者の方から伺ったことがあります。白龍神様が、導き、成仏されるそうです。
今回初めて、白龍神様を顕現させていただいたのは、多くの方の本質が求められる心によってと理解しております。
人の心が新たなステージに向かうとき、霊的な導きは必ずと言って必要になります。形のない世界では、自身の感覚のみが頼りとなります。
その感覚の世界では、迷子になりやすいのも事実です。
そんな時、白龍神様の存在は、エネルギー的な指針となってくださいます。
まとめ
黒龍神様と白龍神様の役割の違いを書かせていただきましたが、いかが感じますでしょうか?
白黒と言えば、太極図、陰陽図を思い起こすかもしれません。黒と白を同一の意味としてとらえる風水学もあるようです。
わたしとしては、どちらの龍神様にもとても強く、優しく深い愛を感じられます。黒龍神だから、白龍神だから、と分けることもないのかもしれませんが、その役割には、多少の違いがあるのは間違いありません。しかし、明確に分ける必要はないとも思います。
人それぞれの感性の中で、その選択はなされていくことと思います。
みなさまはどう感じられるでしょうか?
白龍神様曰く、
生きることは、本質的に言えば、あなた自身が望んだこと
経験し、超え、新たな道を探す
あなたは、いずれかを望んでいる
宇宙の流れが大きな変化をする中で、あなたへの影響は少なくありません
この時を選んだことにも意味があります
あなた自身の心の声に正直でいてください
あなたは、かけがえのない愛しい存在です!
この記事にご紹介しました、黒龍神様と白龍神様は、龍神護符とは別に、
永年共に在りますように、龍神画としてご依頼様に合わせて描かせていただいております。
☆黒龍神 または、白龍神
☆上昇 降臨 円の三パターン
☆龍神画サイズは、三種類
下記授与所(サイト)にてお求めいただけます。
https://www.malu.jp/categories/770210
龍神画と龍神護符の違いについて、Q&Aをご用意いたしました。
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