関蝉丸神社下社・関清水神社水のある神社の復興に向けて、去る、令和2年5月24日(日)関蝉丸神社下社にて、例祭の後に世界各地よりお持ちいただいた、お水を奉納していただきました。
遠くは、ルルドの水、日本全国各地よりご神水をお持ちいただき、かつて豊かな湧水のあった神聖な場所へ、お持ちいただいた方の御心と共に捧げていただきました。
ご参加いただいた方、お越しいただけなくても御心を関清水神社へ向けていただいた方々に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
当日は、涼風と陽の温かさを交互に感じられる穏やかな日和となり、滞りなく無事終了いたしましたことをご報告いたします。
龍神様の復活祭の様子
例祭が始まりますと、笙の音と祝詞が響く中、皆さま静かに心を神様に向けて、話し声もなく静かにその場の神聖なエネルギーに包まれておられました。わたしだけでなく、多くの方がご参加いただいた方々の精神性の素晴らしさに感動されたことと思います。
例祭が終わり、氏子総代片岡様ご挨拶の時にとてもすばらしいお話を伺うことができました。
その内容は、片岡様が若き日にここの湧き水にご自分の姿が映った時のご自身の姿の美しさが忘れられないとのお話。時間にすれば、数秒の事だったのかもしれないのですが、その時の光景がずっと心に残っておられるとのことでした。
自分の本質の美しさを垣間見せていただいた瞬間だったのかもしれないと、そして、今でも元気でいられるのは、この湧水があったからこそ、氏子総代をさせていただいているのも神様のお陰ではないか、ご縁を感じるという内容を語られておられました。
神と共に在る人の心。その関係性は、とても美しく感じます。
日本各地で高齢化と神社離れも相まって、神社の維持はどこも大変な状況になっていると伺っています。
古来より日本人にある精神性は、素晴らしいものが多くあります。神に、日々の些細なことにも感謝の気持ちを忘れず、他に対する心遣いを大切にし、調和を大切にします。自然全てに敬意を払うことを忘れず、自然の中で自らの心を豊かにしてきました。
日本人の精神性の素晴らしさは、地球文化にとってかけがえのないものと思います。その象徴を成すカタチが神社であるとも言えないでしょうか。
身近なところで神社にお参りする。それは、自身にある、精神性を更に深めていく機会に成り得ます。目に見えぬものに、存在、価値を感じられる感性は、心を豊かに育んでいきます。
この龍神様の復活祭が、湧水の復活と共に一つの流れとして、精神性を深めていくきっかけになればと考えております。
ご参加いただいた方の中には、「心にこみあげてくるものがあり、感動しました」、「素晴らしい経験をさせていただきました。」、「来年も必ず行ってください。」など、ありがたいお言葉をたくさんいただきました。みなさま、ありがとうございました。
2022.2 ご報告
復活祭から2年近く経過しました。
関清水神社の社を令和3年2月1日、新調することができました。
掘削は、令和2年末に行うことができました。
結果としては、その年の降雨量も関係してか、水は少ししか出ないという事で、後日、春ぐらいに水量を確認してくださるとのことを業者さんから伺っておりました。
そして何度か、水量を確認をしてもらったのですが、現状では、水が出ることは難しいとのことでした。環境の変化が大きく関係しているとのこと。
大規模に掘削するにも、前面の線路の為、境内に重機を入れることができません。残念ですが、井戸を掘るにも他に手はないとのことでした。
後できることは、呼び水を行い続けることだけでしょうか。
時が来るまで、継続していくつもりです。
主催:RAINBOW LIGHT

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